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能生(のう)小泊(こどまり)地区の紹介
小泊地区の世帯数と人口 令和7年 10月末現在
住所:新潟県糸魚川市大字能生7567-7地先
位置:北緯37度11分 東経138度0分 (小泊地区公民館の位置)
全国には【泊】の付く地名が多くあるようで、新潟県内にも10ヵ所ほどあります。これは船溜まりを表す地名で、昔から海運が盛んだった北海道から九州の主に日本海側に存在するようです。
能生小泊は天然の岩礁を利用した入江で、昔から漁業を生業とした漁村でした。現在は港が整備され、能生漁港として県内有数の漁獲高を誇る漁港になっています。 特にベニズワイガニが有名で、地区内にある道の駅:マリンドリ-ム能生での店頭販売が名物です。


以前は地区内の男性の多くが漁業に携わっていましたが、今は漁業を離れて地区外へ流出し過疎化が進んでいる状況です。
能生小泊地区は、山地が海岸線に迫り平地のない地区です。住宅は海岸線から傾斜地を段々畑のように連なり、その中を歩くことしかできない路地が走っています。
この生活のし辛さが過疎化の進む要因ともなっており、現在、地区内には30数軒の空き家が存在しています。
迷路を連想させる地区内の路地と家が連なる様子、小路からチラっと見える港の風景、見上げると家々の軒先に張り巡らされた電線とその先に小さく見える空など、他の所にはない独特の風情と昔ながらの生活を感じる事ができます。
2025年9月29日付 【産経新聞】 で紹介
特集 : 深訪 新潟「能生漁港」

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